抗うつ剤のサインバルタ
サインバルタは、日本ではカプセルタイプで処方されるうつ病やうつの状態、糖尿病による神経疼痛時に飲む薬です。
薬品名は、ディロキセチンという名称です。
イーライリリー社によって、開発が始まりましたが、諸事情により開発から退きました。
その後、塩野義製薬が開発をすすめ、実際に薬を使用をするであろう患者に対して治験を行い成果を出しています。
その成果からイーライリリー社も再開発をすすめました。
そのため、イーライリリー社と塩野義製薬からディロキセチンは、サインバルタという商品名で発売されています。
効果として脳神経の伝達をスムーズにして低下している気分を和らげ、不安ややる気がないという症状を改善します。
そのため、精神活動が低下している状態となるうつ病やうつの状態の治療時に使用します。
また、中枢神経の経路にも作用し痛みを和らげる効果もあり、糖尿病性神経障害による痛みの軽減にも使用されています。
すでに、何らかの治療のため投薬をしている場合には、医師に相談の上服用します。
効果が強すぎたり、効果を弱めてしまわないためです。
見た目に完治したと分からない症状に使用するので、自分の判断で薬を飲む回数を減らしたり、飲むことをやめたりすると危険なため必ず医師に相談しましょう。